2010 .5.14マダラサソリ 共食いカテゴリー:多足類 見慣れない大きなコオロギを食べていると思ったが,よくよく見ると自分の仔だった. いつも仔が生まれては,適正な数になるので,予想はしていたが, 実際見るとやはりショックである. 小松 へ返信する コメントをキャンセルメールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目ですコメント 名前 * メール * サイト Karappo2008 より: 2010年7月3日 4:25 PM こんばんは、マダラサソリで色々と探していたら、このブログに辿り着きました。 実は先週からハワイのカウアイ島の知人の所に滞在しているのですが、台所の整理をしていたらサソリが出てきてビックリしたんです。 それで、とりあえずビンに捕獲して、今後どうすべきか考えながらネットで調べてたらここに辿り着いたと言うわけです。 とりあえず、猛毒は持っていないみたいなので、物珍しさもあって飼ってみようかと思っています。 実は、台所がかなりゴキブリの楽園になっていたようで、恐らくそのゴキブリを食べていたのだろうと思いますが、実際にマダラサソリを飼育するとなると、どれくらいの頻度でエサを与えるのが良いでしょうか? また、今後飼育し続けるとなると、エサの確保が問題になってきますが、ゴキブリ以外で与えても良いものは有りますか? いきなり質問ばかりで恐縮ですが、経験豊富な方のお知恵を拝借出来ればと思います。 よろしくお願いします。 返信 小松 より: 2010年7月5日 10:04 PM Karappo2008さん こんにちは. ハワイですか! 一度ゴキブリを捕りに行きたいと思っている憧れの地です. 餌は,サソリの大きさや,与える餌の大きさにより,頻度が違ってきます. サソリが大きければ週に1回程度コオロギを与えれば生きていると思います. 私の飼い方は結構いい加減で餌が入手できた時は大量に与え,無い時は放置しています. それでも生きていますから飢餓には強いのでしょう. 大事に飼うのであれば,毎日同量を与え,残さないサイクルで与えるのが一番良いと思います. 昆虫の種類は,毒をもっていない種(カメムシやハチ,アリは食べないでしょう)であればなんでも食べると思います. 少しでも参考になればと思います. これからもよろしくお願いします. ゴキブリ等情報がありましたら教えて下さい. 返信 Karappo2008 より: 2010年7月11日 3:58 AM 小松様 お返事を頂きましてありがとうございます。 捕獲から1週間ほど経ちましたが、マダラサソリは元気に生きています。 庭の植木鉢や石の下を探してみたら、けっこうエサになりそうなゴキブリが居たので、当分エサには困らなさそうです。 家の中に出たゴキブリも、以前は殺しまくっていたのですが、今は捕獲してマダラサソリのエサにするようにしています。 今現在、4日ほど前に捕獲した羽が生える直前の家ゴキブリをマダラサソリのビンに放り込んで居ますが、大きすぎるのか、戦った形跡がまるでありません。もう少し様子を見て、食べなさそうなら小さめのを入れてみようと思います。 カウアイ島の家ゴキブリは、このブログにたくさん載せてある写真を見ると、ワモンゴキブリのような色形をしています。 庭の石の下に居た物は、成虫でも1.5CMくらいなので別の種類なのでしょう。 マダラサソリの写真を撮りましたので、ウェブアルバムにアップしておきます。 http://picasaweb.google.com/lh/photo/dA1HwZmI0Tnuycu9hW1s1_02GywIh8JV1fGdYTdhaXA?feat=directlink 返信 Karappo2008 より: 2010年7月11日 4:37 AM 追加でアップロードしたので貼り付けておきますね。 見られなかったりしたら、教えてください。 http://picasaweb.google.co.jp/lh/photo/YRQ4n-zOMqgkSOxdflDANA?feat=directlink http://picasaweb.google.co.jp/lh/photo/2jOuva2CAS7M7KR-KGVLcg?feat=directlink 返信 小松 より: 2010年7月11日 6:01 PM ハワイは小笠原と同じ海洋島なのに,小笠原と違い様々な生物が沢山生息しているのですね. 写真のサソリは雌だと思います. 成体なら子供を産みますよ. ゴキブリはイエゴキブリの成虫です. 羽が退化したゴキブリで,日本では殆んどみる事ができない貴重種です. 餌としては大きすぎると思います. それにもったいないですね(笑) イエゴキを餌に使っている話を日本国内のゴキブリマニアが聞いたら,ひっくり返るでしょう. また時間がありましたら,色んなゴキブリを見せてください. 返信 Karappo2008 より: 2010年7月12日 4:55 PM 小松様 またまた詳しい解説ありがとうございます。 このマダラサソリは雌との事ですが、見分けるポイントはどこでしょう? また、雄の個体は居ませんが、交尾せずに子を産むのでしょうか?それとも、ゴキブリのように1回の交尾で一生分の精子を体内に蓄えることが出来るのでしょうか? 写真のゴキブリが、希少種の成虫だとは知りませんでした。一般人にとってはただの害虫ですが、専門家にとってはレアなのですね。 家の中を駆け回るのは、このイエゴキブリと、もう一種なのですが、今回はその写真も撮ったので貼り付けておきますね。イミプロトリン系殺虫剤を台所の冷蔵庫の下や水場などの要所要所に地雷として散布していたのに掛かって、麻痺してひっくり返っているところを発見して撮影しました。 こいつがワモンゴキブリっぽかったので、イエゴキブリは幼虫だと思っていたのですね。 http://picasaweb.google.com/lh/photo/HFG3aydNt0GTxMPmyoYEjQ?feat=directlink やっぱり一般人にとっては、どんなゴキブリであろうと害虫ですが、良いのか悪いのか最近はすっかり慣れてしまって、遭遇しても全く動揺しなくなりました。 返信 小松 より: 2010年7月12日 9:32 PM こんばんは. 雌雄の違いはこちらのページが詳しく出ていますので参考にしてください. http://mushinavi.com/navi-insect/data-scorpion_madara.htm コツが分かると一目で分かります. 成虫(成体)であれば,野外で交尾が済んでいる可能性が高いです. 1回の交尾でどこまで産むかは私無詳しくありませんが,最低2回は私の飼育個体は産んでいました. 写真のゴキブリはコワモンゴキブリ成虫です. コワモンゴキブリは日本では屋外に多く生息しています. ワモンゴキブリの方が室内に侵入します. 普通の人からすると,同じゴキブリですね. イエゴキブリなどはワモンゴキブリよりも色彩が派手で,余計に気持ち悪いかもしれません. 慣れてしまうほどいるとは興味があります. やはり自分の目で見て見ないとダメですね. それにしても,ハワイではイエゴキブリやコワモンゴキブリが家屋内で害虫となっているのは驚きました. また面白いゴキブリ等害虫がいましたら教えてください. 返信 Karappo2008 より: 2010年7月14日 7:15 AM 小松様 マダラサソリの詳細URLありがとうございます。 餌用のゴキブリを捕獲して撮影しました。 http://picasaweb.google.com/lh/photo/r85YJwEWyFlpgLEhEIQdMg?feat=directlink けっこう小振りです。 石や植木鉢の下によく隠れています。 マダラサソリの瓶に入れると、すぐに土の中に潜ってしまいました。 マダラサソリの方も、土の中まで探すのは大変のようで、このゴキブリは瓶の中で食べられずにまだ生き残っています。 返信 小松 より: 2010年7月14日 7:45 PM こんにちは. なんとオガサワラゴキブリPycnoscelus indicus の雌雄ではないですか! 私,Pycnoscelusの分類の再考をしておりまして,1970年代の基礎研究に使われたハワイ産を見たいと思っておりました. その為,なんとしてもハワイにゴキブリ採集に行きたいと考えています. やはり普通に生息しているようで,行けば捕れそうですね. ちなみに右が♂,左が♀です. サソリの餌としては本種は地中性なので向かないでしょう. それよりもバッタやクモ,コオロギの小さいのの方が良いと思います. ハワイのゴキブリが,東京浅草で見れるなんて便利な世の中になりました. 返信 Karappo2008 より: 2010年7月15日 4:49 AM 小松様 コメントありがとうございます。 オガサワラゴキブリと言うからには、小笠原諸島原産なのでしょうかね。 ハワイに居るって事は、人間の移動と一緒にくっついて来たのでしょうか。 コオロギやバッタに関しては、こっちの方が見付けるのが難しいですね(笑) コオロギは、夜に鳴いてる声が聞こえるので居るとは思いますが、バッタはまだ見たことがありません。 カメムシや蛾、蜂、蜘蛛は見掛けます。 地中性のオガサワラゴキブリがはやはり餌に向きませんか。 次からは、コオロギやバッタを捕獲すべく、別のポイントから探してみます。 また写真を撮ったらアップしておきますね。 色々とありがとうございます。 返信
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こんばんは、マダラサソリで色々と探していたら、このブログに辿り着きました。
実は先週からハワイのカウアイ島の知人の所に滞在しているのですが、台所の整理をしていたらサソリが出てきてビックリしたんです。
それで、とりあえずビンに捕獲して、今後どうすべきか考えながらネットで調べてたらここに辿り着いたと言うわけです。
とりあえず、猛毒は持っていないみたいなので、物珍しさもあって飼ってみようかと思っています。
実は、台所がかなりゴキブリの楽園になっていたようで、恐らくそのゴキブリを食べていたのだろうと思いますが、実際にマダラサソリを飼育するとなると、どれくらいの頻度でエサを与えるのが良いでしょうか?
また、今後飼育し続けるとなると、エサの確保が問題になってきますが、ゴキブリ以外で与えても良いものは有りますか?
いきなり質問ばかりで恐縮ですが、経験豊富な方のお知恵を拝借出来ればと思います。
よろしくお願いします。
Karappo2008さん
こんにちは.
ハワイですか!
一度ゴキブリを捕りに行きたいと思っている憧れの地です.
餌は,サソリの大きさや,与える餌の大きさにより,頻度が違ってきます.
サソリが大きければ週に1回程度コオロギを与えれば生きていると思います.
私の飼い方は結構いい加減で餌が入手できた時は大量に与え,無い時は放置しています.
それでも生きていますから飢餓には強いのでしょう.
大事に飼うのであれば,毎日同量を与え,残さないサイクルで与えるのが一番良いと思います.
昆虫の種類は,毒をもっていない種(カメムシやハチ,アリは食べないでしょう)であればなんでも食べると思います.
少しでも参考になればと思います.
これからもよろしくお願いします.
ゴキブリ等情報がありましたら教えて下さい.
小松様
お返事を頂きましてありがとうございます。
捕獲から1週間ほど経ちましたが、マダラサソリは元気に生きています。
庭の植木鉢や石の下を探してみたら、けっこうエサになりそうなゴキブリが居たので、当分エサには困らなさそうです。
家の中に出たゴキブリも、以前は殺しまくっていたのですが、今は捕獲してマダラサソリのエサにするようにしています。
今現在、4日ほど前に捕獲した羽が生える直前の家ゴキブリをマダラサソリのビンに放り込んで居ますが、大きすぎるのか、戦った形跡がまるでありません。もう少し様子を見て、食べなさそうなら小さめのを入れてみようと思います。
カウアイ島の家ゴキブリは、このブログにたくさん載せてある写真を見ると、ワモンゴキブリのような色形をしています。
庭の石の下に居た物は、成虫でも1.5CMくらいなので別の種類なのでしょう。
マダラサソリの写真を撮りましたので、ウェブアルバムにアップしておきます。
http://picasaweb.google.com/lh/photo/dA1HwZmI0Tnuycu9hW1s1_02GywIh8JV1fGdYTdhaXA?feat=directlink
追加でアップロードしたので貼り付けておきますね。
見られなかったりしたら、教えてください。
http://picasaweb.google.co.jp/lh/photo/YRQ4n-zOMqgkSOxdflDANA?feat=directlink
http://picasaweb.google.co.jp/lh/photo/2jOuva2CAS7M7KR-KGVLcg?feat=directlink
ハワイは小笠原と同じ海洋島なのに,小笠原と違い様々な生物が沢山生息しているのですね.
写真のサソリは雌だと思います.
成体なら子供を産みますよ.
ゴキブリはイエゴキブリの成虫です.
羽が退化したゴキブリで,日本では殆んどみる事ができない貴重種です.
餌としては大きすぎると思います.
それにもったいないですね(笑)
イエゴキを餌に使っている話を日本国内のゴキブリマニアが聞いたら,ひっくり返るでしょう.
また時間がありましたら,色んなゴキブリを見せてください.
小松様
またまた詳しい解説ありがとうございます。
このマダラサソリは雌との事ですが、見分けるポイントはどこでしょう?
また、雄の個体は居ませんが、交尾せずに子を産むのでしょうか?それとも、ゴキブリのように1回の交尾で一生分の精子を体内に蓄えることが出来るのでしょうか?
写真のゴキブリが、希少種の成虫だとは知りませんでした。一般人にとってはただの害虫ですが、専門家にとってはレアなのですね。
家の中を駆け回るのは、このイエゴキブリと、もう一種なのですが、今回はその写真も撮ったので貼り付けておきますね。イミプロトリン系殺虫剤を台所の冷蔵庫の下や水場などの要所要所に地雷として散布していたのに掛かって、麻痺してひっくり返っているところを発見して撮影しました。
こいつがワモンゴキブリっぽかったので、イエゴキブリは幼虫だと思っていたのですね。
http://picasaweb.google.com/lh/photo/HFG3aydNt0GTxMPmyoYEjQ?feat=directlink
やっぱり一般人にとっては、どんなゴキブリであろうと害虫ですが、良いのか悪いのか最近はすっかり慣れてしまって、遭遇しても全く動揺しなくなりました。
こんばんは.
雌雄の違いはこちらのページが詳しく出ていますので参考にしてください.
http://mushinavi.com/navi-insect/data-scorpion_madara.htm
コツが分かると一目で分かります.
成虫(成体)であれば,野外で交尾が済んでいる可能性が高いです.
1回の交尾でどこまで産むかは私無詳しくありませんが,最低2回は私の飼育個体は産んでいました.
写真のゴキブリはコワモンゴキブリ成虫です.
コワモンゴキブリは日本では屋外に多く生息しています.
ワモンゴキブリの方が室内に侵入します.
普通の人からすると,同じゴキブリですね.
イエゴキブリなどはワモンゴキブリよりも色彩が派手で,余計に気持ち悪いかもしれません.
慣れてしまうほどいるとは興味があります.
やはり自分の目で見て見ないとダメですね.
それにしても,ハワイではイエゴキブリやコワモンゴキブリが家屋内で害虫となっているのは驚きました.
また面白いゴキブリ等害虫がいましたら教えてください.
小松様
マダラサソリの詳細URLありがとうございます。
餌用のゴキブリを捕獲して撮影しました。
http://picasaweb.google.com/lh/photo/r85YJwEWyFlpgLEhEIQdMg?feat=directlink
けっこう小振りです。
石や植木鉢の下によく隠れています。
マダラサソリの瓶に入れると、すぐに土の中に潜ってしまいました。
マダラサソリの方も、土の中まで探すのは大変のようで、このゴキブリは瓶の中で食べられずにまだ生き残っています。
こんにちは.
なんとオガサワラゴキブリPycnoscelus
indicus の雌雄ではないですか!
私,Pycnoscelusの分類の再考をしておりまして,1970年代の基礎研究に使われたハワイ産を見たいと思っておりました.
その為,なんとしてもハワイにゴキブリ採集に行きたいと考えています.
やはり普通に生息しているようで,行けば捕れそうですね.
ちなみに右が♂,左が♀です.
サソリの餌としては本種は地中性なので向かないでしょう.
それよりもバッタやクモ,コオロギの小さいのの方が良いと思います.
ハワイのゴキブリが,東京浅草で見れるなんて便利な世の中になりました.
小松様
コメントありがとうございます。
オガサワラゴキブリと言うからには、小笠原諸島原産なのでしょうかね。
ハワイに居るって事は、人間の移動と一緒にくっついて来たのでしょうか。
コオロギやバッタに関しては、こっちの方が見付けるのが難しいですね(笑)
コオロギは、夜に鳴いてる声が聞こえるので居るとは思いますが、バッタはまだ見たことがありません。
カメムシや蛾、蜂、蜘蛛は見掛けます。
地中性のオガサワラゴキブリがはやはり餌に向きませんか。
次からは、コオロギやバッタを捕獲すべく、別のポイントから探してみます。
また写真を撮ったらアップしておきますね。
色々とありがとうございます。