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2017年12月15日

ハイイロゴキブリ亜科

Oxyhaloinae

資料集めをしていて気がついた.

マダゴキシリーズと餌ゴキのハイイロゴキブリが同じ亜科に含まれていた.

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これらは,今いる中で,各属の代表種.
左から

Princisia vanwerebecki
Aeluropoda insignis
Elliptorhina davidi
Rhyparobia maderae
Henschoutedenia flexivitta
Nauphoeta cinerea
Oxyhaloa deusta

これらに共通する特徴は中後脚腿節前下縁に棘列がないこと(ただし,この特徴はオオゴキブリ亜科やオガサワラゴキブリ亜科,マルゴキブリ亜科にも共通することだが).

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そして♂肛下板の形態(Rhyparobia maderae).

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端部先端両端が同様な鍵状になっていること(赤矢印).
また,尾突起も左右同様のサイズと形であること(青矢印).
この形態は,当然小型のOxyhaloa deustaも同じ形をしている.

ゴキブリの世界も深いですね.
それにしても,こういったことって,実際にゴキブリを見てみないとわからない.
色んな種を飼育していると,このような時にも大変便利ですね.

2011年08月24日

マデラゴキブリの胸騒ぎ


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床換えをしたばかりであったが,外より「何か違う」的な感じがしたので良く見てみると,幼虫が死亡している.

1匹なら何かのトラブルも考えられるが,数が多い.

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こういう時は,早めに再セットしなおす事にしている.
大概の種は,早ければ復活するが,何かで調子を崩しすぎると,丈夫な種でも滅びかねない.

ゴキブリとは言え,細やかな観察が重要です.

2011年01月28日

Rhyparobia maderae 飼育

マデラゴキブリの飼育.

飼育当初は,ヤシガラマットを入れていたが,現在はこんな感じ.

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害虫群に入れられる種だけあって,ワモン飼育のように簡単なセットで増えている.
しかも卵胎生の為,卵鞘時の事故も少なく,卵鞘を産み落とす種より確実に増える.

餌はネズミ固型飼料.

写真は床換え間近の状態.

2008年09月09日

マデイラゴキブリ 1齢幼虫

成虫や中・終齢幼虫はマットの上に出ているが,
初齢幼虫はマットに潜ってる事が多いようだ.
水容器をどけるとその下にいた.

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拡大.
もう1匹腹端部が見える.
何とも地味な幼虫である.
ハイイロゴキブリの幼虫に似ている.

2008年09月08日

マデイラゴキブリ 幼虫

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終齢幼虫は明茶色をしており,成虫と並べると存在感は幼虫にある.

2008年09月05日

マデイラゴキブリ  Rhypharobia maderae成虫

本種はアメリカなどでは実験動物として普通に飼育されているらしいが,
日本国内ではあまり流通していない.
私もある方より入手しました.
大きさ的にはワモンゴキブリの大型個体ほどの大きさ.
体色が薄い色を基調としている為,見た目のインパクトはあまり無い.

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成虫の体色は2色あるようで,黒系と茶系がある.
雌雄で違うのかと思ったが,そうでもないらしい.
もう一つ特徴として,臭いがある.
柑橘系といえば良い臭いだが,柑橘系のやな臭いとでも表現すれば良いのか,
ちょっとキツイ臭いである.

本種のデータはブログでも紹介した,「ゴキブリ実験ガイド」に少し記載がある.
体長 ♂40-44㎜ ♀42-50㎜ 
卵胎生で若虫の生長期間は127~150日.
亜熱帯・熱帯に分布し,屋内や農作物倉庫に生息するとなっている.
是非,野外採集してみたい.

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