オガサワラウスヒラタゴキブリ羽化
Eclosion of the Onychostylus pallidiolus boninensis
どちらが見易いか.
フラッシュ無し.
フラッシュ有り.
白い物をとるのは難しいですね.
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Eclosion of the Onychostylus pallidiolus boninensis
どちらが見易いか.
フラッシュ無し.
フラッシュ有り.
白い物をとるのは難しいですね.
発表スライド用に撮ったが,いい加減な私の写真としては,綺麗に出来たと思うのでご紹介.
ミナミヒラタゴキブリOnychostylus vilis
オガサワラウスヒラタゴキブリOnychostylus pallidiolus boninensis
ヒメチャバネゴキブリBlattella lituricollis
イエゴキブリNeostylopyga rhombifolia
これだけはW採集品につき,いろいろ欠損がある.
内地に分布するウスヒラタゴキブリは,2回飼育して失敗している.
島嶼の亜種として,こちらの方が癖がありそうな感じだが,ダニ大発生や放置による大干ばつにも耐え復活している.
野外種は,一度減少傾向に向かうと再生が難しいが,本種は何とかいけている.
湿地帯を設け,餌は固型飼料.
炭カルもミナミヒラタゴキブリほどは登らない.
何か悲惨な内容ばかりの今日この頃.
あまりそんなネタは多用したくないのだが,事実なのでどうにもならない.
ギリギリのところで気がつき修正しているので,皆様もやっちゃーならない事例という事で.
中齢以上が死滅していた.
ウスヒラタゴキブリより累代は簡易と思っていたが,例のダニが大発生しており,初齢幼虫も死骸が転がっている.

水入れを持ち上げると,ワラワラダニが結構な速さで登ってくる.
矢印の3倍ほど手についている.
特別,痒みや腫れはできないので,不快なだけと思うが,嫌な感じである.
今回は,生体の数も減っているので,とことんダニを排除して床換えを実行.
最低限のセットに,初齢幼虫を1匹1匹移し変える作業がもう1週間以上続いている.
小笠原の自然遺産登録により,ゴキブリといえど採集しにくくなる.
多分,こんなマイナー種を維持している人はそんなにいないでしょう.
目指せ復活.
内地にいるウスヒラタゴキブリは滅んでしまったが,本種は順調に飼育できている.
前にも書いたかもしれないが,分布の広いゴキブリの場合,年間の温度差が少ない地域のグループの方が飼育しやすい.
本日より小笠原に来ています.
東京竹芝桟橋を出たのが昨日午前10時.
到着したのが本日,11時30分.
25時間30分かかります.
小笠原丸より東京方面を望む.
水平線だけです.
そんなわけで,今日見つけた小笠原のゴキブリをご紹介.
ミナミヒラタゴキブリ.
伐採されたヤシ類の枯葉より採取.
ヒメチャバネゴキブリ.
本種はたぶん小笠原のどこにでも居ると思われる.
しかし,私はこの場所でしか見つけることが出来ない.
ここにくると今のところ100%発見できる.
オガサワラウスヒラタゴキブリ.
昨年は同じ場所で沢山見つけたが,今回はこの幼虫1匹のみ.
妙に蟻が多く,その為にどこぞへ引越ししたのかも.
もう少し他の場所を探索してみようと思う.
こちらは幼虫.
腹背面の両端に黒斑が発達した個体.
ウスヒラタゴキブリの幼虫はどちらかというと薄黄色だが,
本種は褐色系が強い.
ちなみに食べているのはいつもの固形飼料.
こちらは卵鞘.
ウスヒラタゴキブリと変わらない.
産卵場所としては,このように乾燥した場所にするが,
全てがそうではなく,給水器回りの湿度の高い場所に産み付けている物もある.
飼育に関しても,ウスヒラタゴキブリと特に違いは無い.
しかし,繁殖スピードは記録したわけではないが,
モリチャバネゴキブリや,ミナミヒラタゴキブリと比較して,
ゆっくり感がある.
改めてご紹介.
オガサワラウスヒラタゴキブリ Onychostylus pallidiolus boninensis Asahina
生息地は小笠原諸島.
昨日紹介した関東にも生息するウスヒラタゴキブリの地域亜種.
違いとしては,
オガサワラウスヒラタゴキブリの形態に黒斑(褐色斑)が多く現れる事.
その部位は頭頂,顔面,腹部腹面の側方.
また,幼虫でも著しく黒斑の発達する個体が多く出現する.
これは羽化不全で上翅片側が欠損した個体であるが,
腹背面の黒斑がよく判る.
こちらが腹面.
こちらにもウスヒラタゴキブリ特有の黒斑が出現する.
本種を採集した場所は,ミナミヒラタゴキブリも採集する事が出来た.
この2種は外見がよく似ているため,初齢幼虫では識別は難しいと思う.
今後,ウスヒラタゴキブリ,ミナミヒラタゴキブリ各幼虫と比較してみようと思う.
こちらはオガサワラウスヒラタゴキブリおそらく終齢幼虫.
ミナミヒラタとは明らかに翅芽(?)の大きさが違うようだ.
チャバネゴキブリ科 Blattellidae
ウスヒラタゴキブリ属 Onychostylus Bolivar
オガサワラウスヒラタゴキブリ Onychostylus pallidiolus boninensis Asahina
過去に数回行ったが,本種を見つける事が出来なかった.
本種は学名からも判る様に“boninensis” 小笠原固有種である.
特徴は成虫・幼虫とも♂♀腹部腹面の側方に黒褐斑を発達させてくる.
らしい.
前回の経験を踏まえ,ビロウの枯れ葉を捜した.
中齢幼虫.
腹面が明らかに黒いのが判る.