フタテンコバネゴキブリ単為発生
本種は単為で卵が発生する.
上は単為発生した♀個体.
孵化率は悪いが単為でF1までは種を維持できる資質を持っている.
当然生まれてくる性は雌のみ.
しかし,F2はダメであった.
卵鞘は産むが,孵化しなかった.
さて,年内の本ブログの更新は今日で終りです.
一年間ありがとうございました.
来年は国内種のさらなる充実をめざし,努力したいと思います.
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本種は単為で卵が発生する.
上は単為発生した♀個体.
孵化率は悪いが単為でF1までは種を維持できる資質を持っている.
当然生まれてくる性は雌のみ.
しかし,F2はダメであった.
卵鞘は産むが,孵化しなかった.
さて,年内の本ブログの更新は今日で終りです.
一年間ありがとうございました.
来年は国内種のさらなる充実をめざし,努力したいと思います.
野外種ではあるが,飼育に関しては特に気を使わなくても問題は無さそうである.
ただ,冬場は加温が必要だと思う.
現在約22℃の環境で飼育中.
餌は固型飼料のみ.
水カップには,以前はミズゴケを配置していたが,現在は入れていない.
野外採集個体はあった方が良いかも知れない.
中齢幼虫.
白と黒のツートン.
黒は漆黒色,白は透き通る白さである.
茶色をベースとしている事の多いゴキブリの幼虫に比べ,
白が目立つ変わった色彩である.
1齢幼虫.
2㎜程度の大きさ.
以前も紹介したが,クロゴキブリやウルシゴキブリの1齢幼虫に大まかなところで似ている.
こちらが卵鞘.
大きさは4.5㎜内外.
形も揃っている.
形態だけで比べると,チャオビゴキブリの卵鞘に近い.
この卵鞘を貼り付ける事無く,産み落とす.
Family Blattellidae チャバネゴキブリ科
Subfamily Blattellinae チャバネゴキブリ亜科
Genus Lobopterella Princis フタテンコバネゴキブリ属
Lobopterella dimidiatipes(Bolivar) フタテンコバネゴキブリ
♀成虫.
体長は♂9㎜,♀10㎜とあるが,♂♀ほぼ同型同色彩.
見た目ではあまり変わらない.
名前の由来どおり,中胸背にオレンジの紋が二つある.
よく見るとこれも人の顔に見えてくるから面白い.
漆黒色で短翅.
前胸部から腹端節に至るまで体の周囲は黄白色に縁取られる.
腹側から見ると,胸部から頭にかけて白が基調のカラフルな種.
白い脚が美しい.
雌雄は腹面腹端部を見ると違いが分かる.
背面からは大きさも小さい事から識別し難い.
左が♀.右が♂.
去年の夏に沖縄で採集したフタテンコバネゴキブリ幼虫が孵化した.
本種は成虫でも翅が伸びず.
無いように見える.
その1齢幼虫

非常に小さい.
バックに写っている白い網状の物はガーゼの目である.
グリーンバナナ1齢も小さいと思ったが,これも小さい!
しかし,成虫の特徴でもあり,名前の来となっている二点が腹部背面に見える.
中胸の白帯はクロやトビイロゴキブリのようである.

クロゴキ1齢.
次回ジックリ観察してみます.
屋外では土壌表面にいると思われ,
これを見つけて捕まえるのはおそらく無理であろう.
ちなみに本種もネズミの固形飼料をよく食べる.