ジャイアントウッドローチ飼育
体長が大きいので,ある程度殖えた時から大プラケで飼育している.
マットは必要ないかもしれないが,チャレンジする余裕もなく,ヤシガラマットで飼育している.
マットは乾燥していても,私の所では問題ない.
半年ほど飼育していると,マットもなくなり糞がマットのようになる.
ヤシガラも食べるようだ.
おにぎりの沢庵も食べるぐらいだから,何でも食べる.
基本的な餌は例の固型飼料.
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体長が大きいので,ある程度殖えた時から大プラケで飼育している.
マットは必要ないかもしれないが,チャレンジする余裕もなく,ヤシガラマットで飼育している.
マットは乾燥していても,私の所では問題ない.
半年ほど飼育していると,マットもなくなり糞がマットのようになる.
ヤシガラも食べるようだ.
おにぎりの沢庵も食べるぐらいだから,何でも食べる.
基本的な餌は例の固型飼料.
ゴキブリの実験材料に「かぼちゃ」をもらった.
余ったので,大型種のケージに入れて見た.
Archimandrita tesselata.
よく食べてくれる.
数時間後見ると,潜って食べている.
野外でも様々な果実を食べているのであろう.
大型種なだけにかぼちゃが良く似合う.
Blaberus giganteus .
Aeluropoda insignis.
Princisia vanwerebecki.
Gromphadorhina oblongonota.
どの種も,皮まで残さず無くなっていた.
家庭から出る生ゴミも少量であれば処理してくれそうだ.
ただし,一つ気になった事は,種によって糞が黄色くなり,人の糞の様相を呈することが分かった.
ゴキブリのほとんどの種は,普通に飼育すれば大体増える.
増え始めると際限なくなる.
そうなると,繁殖数のコントロールは簡単に出来なくなる.
その証拠に,ゴキブリ用のエアゾールなどが市場にあふれかえっている.
ペットローチといえどもゴキブリ.
増えるものは増える.
小型種であれば場所は取らないが,
ジャイアントウッドローチのような大型種は大きなケージが必要となる.
虫体が大きくなると,食べる餌の量も増える.
少し餌をやらないでいると,手に乗せた時に皮膚をいきなり齧り出した.
人だと思っていない.
食い物と思っているようだ.
そんな彼らであるから,なんでも食べるだろうと「おにぎり(たくあん)」をあげてみた.
このおにぎり,昼に食べようと冷蔵庫に入れ,消費期限の少し切れた商品.
別に食べ物を無駄にしているわけではありません,念の為.
「エコ」ですかね.
4時間後.
指で持ち上げているのは海苔.
たくあんも見当たらない.
マットに戻すとまだ空腹なのか食べに来た.
白く見えるのは海苔に張り付いたご飯.
この感じだと,何でも食べてくれそうである.
右が♂.
左が♀.
これでまた何ヵ月後に,大量に子供が生まれてくる.
飼育している皆さん,
こんな巨大なゴキブリがローチトラップに捕獲されないよう,
くれぐれも管理は厳格に行い,
飼育をやめる場合,逃がすなどはせず,責任を持って処分してください.
そうしないと我々PCOが儲かるだけですよ(笑).
脱皮直後幼虫トリオ.
本種は大型であるがゆえに,脚の棘が巨大で触ろうとするとチクチク痛い.
刺さったかのような痛みが伴う.
フラッシュをたくともっと白い.
しかし,まだ白い内はおとなしく,痛い思いをしなくてもすむ.
いつも思うのだが,このまま白ければまた別の道を歩めた昆虫ではないかと思う.
Archimandrita tesselata (Rehn)1齢幼虫を親から産下された日に隔離し,
別容器により飼育していた個体が成虫となった.
昨年11月5日に生まれて,今年10月2日確認した.
成虫まで約11ヶ月.
大型のゴキブリにしては速い.
飼育温度は平均24℃前後.
クロゴキブリなどは1年以上かかる事から,
熱帯性ゴキブリの繁殖力の力強さがわかる.
新成虫はスレ一つ無く,本当に美しい.
雌雄の見分け方.
大型のゴキブリなので,非常にわかりやすい.
腹部先端の腹板が♂に比べて幅があると♀.

こちらが雄.

見かけ上の腹節の数が♂♀比較して多い方が♂になる.
標本にする際,翅を広げるとこの様になる.
ゴキブリではなく,別の昆虫に見えなくもない.
展翅した標本の右下はBlaberus discoidalis Serville
昔はBlaberus discoidalis Servilleも大きなゴキブリだと思ったが,
上には上がいる.
アマゾンにはさらに巨大な種がいるらしく,
標本で見た事があるが,生きたのを触ってみたい.
成虫が成虫なだけに幼虫も巨大である.
これは終齢幼虫.
ゴキブリには見えない.
このぐらいになると,掴んで暴れられると脚の棘が手に痛い.

ジャイアントウッドローチ
Familiy Blaberidae
Subfamily Blaberinae
Genus Archimandrita
Archimandrita tesselata (Rehn)
国外産ゴキブリとしては大型の種.
上は雌の成熟個体.
迫力である.このへんになると12~15gほどの体重になる.
体長70㎜前後になり,幅もある事から,ブラベラス属の大型種より大きく見える.
日本にはArchimandrita属ではもう一種Archimandrita marmorataが入っている.
これは新成虫.
大型の昆虫ではあるが,繁殖力は旺盛でスペースと餌さえ確保出来れば,
どんどん増える.
しかし,甲虫類と違い餌と水を入れておけば気が付くと成虫になっている.