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2009年06月13日

小笠原より ゴキブリ偏

本日より小笠原に来ています.
東京竹芝桟橋を出たのが昨日午前10時.
到着したのが本日,11時30分.
25時間30分かかります.

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小笠原丸より東京方面を望む.
水平線だけです.

そんなわけで,今日見つけた小笠原のゴキブリをご紹介.

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ミナミヒラタゴキブリ.
伐採されたヤシ類の枯葉より採取.

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ヒメチャバネゴキブリ.
本種はたぶん小笠原のどこにでも居ると思われる.
しかし,私はこの場所でしか見つけることが出来ない.
ここにくると今のところ100%発見できる.

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オガサワラウスヒラタゴキブリ.
昨年は同じ場所で沢山見つけたが,今回はこの幼虫1匹のみ.
妙に蟻が多く,その為にどこぞへ引越ししたのかも.
もう少し他の場所を探索してみようと思う.

2008年10月14日

ミナミヒラタゴキブリの緑化変異個体?

石垣のワモンゴキブリの中にいくつかのミナミヒラタゴキブリも混ざっていた.
その中に明らかに緑に見える個体が1匹混ざっていた.

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遠めで見るとあまり判らないが,拡大すると結構緑色に見える.

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本種は,僅かだけ緑色の入る個体は見たことがある.
しかし,それは表現的には茶色以外の色が入り,日常的に見る個体より色が少しずれるような色変わりであった.
この個体は明らかに緑色をしている.

本種は採集しやすいことから,個人的にも他の野外種に比べ,
自己採集する機会や野外で見る回数が多く,
産地別にいくつも飼育したこともあったが,このような色は見たことが無い.
和製グリーンバナナになるであろうか.

海外ではワモンゴキブリで,オオクワガタなどでお馴染みの「ホワイトアイ」がペットとして流通しており,日本でももう少しペットローチが認知されてきたら,そのような品種も出てくると思われる.

この個体は幸い♀なので,この親から生まれる子供がどの様な色彩をしているか,
楽しみである.

2008年08月21日

ミナミヒラタゴキブリ 飼育法

飼育状況.

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右が石垣産,左が母島産.
同じ環境のつもりなのだが,石垣産は中々殖えない.
水容器にはミズゴケを乗せ,小さい幼虫の潜み場所や産卵場所とし,
シェルターと落ち葉はそれ以上の成長した個体の潜み場所にしている.
今のところ,産卵は乾燥した場所に多くする.
もう一つのカップは,ヤシガラ半分上にミズゴケ.
高湿環境が必要な個体もしくは成長過程で潜り込める様にしている.
飼育温度は冬でも20℃を切らないようにしている.

2008年08月20日

ミナミヒラタゴキブリ 1齢幼虫

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非常に小さな幼虫である.
この小さな幼虫は登攀阻止炭カルを楽に突破する困り者である.
バターも楽に突破する. 

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拡大するとこんな感じ.
体長は2㎜なく,動きが速い為野外での発見・捕獲は大変であろう.

2008年08月19日

ミナミヒラタゴキブリ 中齢幼虫

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写真は終齢に近い幼虫.
特徴として薄茶色の目立たない体色に,複眼の赤褐色と,
腹部背面の黒褐色斑が目立つ.

2008年08月18日

ミナミヒラタゴキブリ 成虫♂♀

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右が♂,左が♀.
並べると雌雄の区別は大きさから出来るが,単体である場合わからない.

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腹面から見ると違いが判る.
右♀,左♂.

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前胸背は無紋で薄黄色の小さな目立たないゴキブリである.
全体色が薄いため,複眼の赤褐色が良く目立つ.
最初に紹介してからいろいろな場所で捕ったが,
本種は地表面に近いが,地表の枯れ葉下などには少なく,
それよりわずか上の場所(倒木樹皮下)から,
ビロウの枯れ葉のある2・3mそれ以上の,乾燥した植物体隙間等に生息しているようだ.

2008年08月15日

ミナミヒラタゴキブリ♂肛下板

Blattellidae チャバネゴキブリ科
Onychostylus Bolivar ウスヒラタゴキブリ属
Onychostylus vilis (Brunner v. W.)ミナミヒラタゴキブリ

日本に産するウスヒラタゴキブリ属は3種1亜種.
外見上はミナミヒラタゴキブリとウスヒラタゴキブリは良く似ていると思う.
2008/3/24ブログ参照.
しかし,♂肛下板の形状が全く異なっており,
腹部腹面腹端部を拡大すると違いが判る.

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ミナミヒラタゴキブリ♂肛下板
矢印の所に茶色の交尾器が見える.

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ウスヒラタゴキブリ♂肛下板

2007年07月26日

ミナミヒラタゴキブリ幼虫・卵鞘

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中齢幼虫です.
本種1齢幼虫は非常に小さく,飼育しているプラスチックケースに,飼育法でも紹介した炭酸カルシウムや,バターの登攀防止剤を塗っておいても簡単に突破し,フタとケースの間に挟んでいる防虫シートに張り付いています.

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卵鞘です.小さいです.物に貼り付ける様に産み付けますが,ゴキブリ科の様に隠す行動はとらないようです.

2007年07月25日

ミナミヒラタゴキブリ

ミナミヒラタゴキブリ Onychostylus vilis (Brunner von wattenwyl)
小笠原父島の林内でよく見かけるゴキブリです.倒木の樹皮の下,ビロウの枯葉等に潜んでいます.本種は沖縄本島,久米島,宮古島,石垣島,西表島などにも生息している(朝比奈正二郎著 日本産ゴキブリ類参照).
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父島産
非常に動きが速く,生きたまま捕獲しようとすると,取り逃がすことが多い.ビーディングに限る.ただ,小笠原は何となく捕虫網が使いにくいので,いつも手取りをしている.この種の生け捕りは冬場の動きの鈍い時期に行うのが一番である.

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