グリーンバナナローチ床換え
family Blaberidae
subfamily Panchlorinae
genus Panchlora Burmeister, 1838
Panchlora nivea (Linnaeus, 1758)
ゴキブリのケージとは思えない光景.
活動が活発なため短期間で炭カルがこんな状態になる.
後.
なんか余り変わって無いようだが,変わってます.
大きくなる種もあるが,本種の方が緑が濃く,非常に綺麗だ.
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family Blaberidae
subfamily Panchlorinae
genus Panchlora Burmeister, 1838
Panchlora nivea (Linnaeus, 1758)
ゴキブリのケージとは思えない光景.
活動が活発なため短期間で炭カルがこんな状態になる.
後.
なんか余り変わって無いようだが,変わってます.
大きくなる種もあるが,本種の方が緑が濃く,非常に綺麗だ.
グリーンバナナローチ Panchlora nivea (Linnaeus)
が卵鞘を排出していた.
卵鞘を腹端に保持する種の,短い卵鞘を見慣れていたので,
はたして,こんな長い物が再び保育嚢に収納されるのか?
疑問に思い観察した.
腹面より.
目視にて確認できる卵数だけでも片面30個,
2列有るので60匹は産まれてくることになる.
約40分後.
その後なかなか卵鞘が入っていかず.丸1日たってもこの状態.(下)
完全に卵鞘が見えなくなったのを確認したのは,
観察を始めて約36時間後であった.
この状態を確認したのが朝7時頃のため,もう少し早く収納は終わっていたと思うが,
この個体の産卵は,実に30時間近く要していたと思われた.
しかし,一ヶ月後残念ながら死亡したため,実際の産仔数,抱卵日数は確認できなかった.
メンテをしていたら,葉の上にいた.
この植物は「ハカラメ」と言い,ベンケイソウ科の熱帯地方に見られる植物.
葉のくびれているところから,芽を出し簡単に増える.
小笠原では至る所に自生しており,これもそこが出身.
2匹とも雌である.
雄は殆どが死滅し,今雌が一生懸命子供を生んでいる.
元の色がカラフルなので,どちらも映える.
コオロギなどより綺麗でかわいい昆虫に見えるのだが,
ゴキブリというと,皆嫌うのであろう.
飼育温度は20℃を割らないように心がける(最低温度はチャレンジしていない).
生息地であるテキサスからメキシコあたりの気温はモントレーで最低気温8℃らしい.
とするとかなりの低温にも耐えると考えるが,
ペットローチにそんな仕打ちをしてもしょうがないので,高めに設定しよう.
先にも書いたが,幼虫は乾燥を嫌うので湿潤な環境を作ってやる.
飼育している過程(風景)を楽しむのであれば,
昨日のトカゲを飼育するような形が良い.
しかし,マット交換をする際,1齢幼虫を探し出すのは大変である.
そこで,今回のセットとなる.
右からシェルター.水容器の上に水苔をのせ,広葉樹の樹皮をかぶせた物.
ヤシ殻マットを半分ほど入れ,その上に水苔をかぶせた物.左下も同じ.
植物は特に必要ないと思う.
現在1齢幼虫はこの様に水苔の中や樹皮の裏,ヤシ殻マットと水苔の隙間に潜んでいる.
見た目は悪いが利点として,
①死亡した個体の回収や,大掛かりなマット交換をしなくて済み,餌もカビる事無く,管理し易い.
②プリンカップ内はケースにマットを敷き詰めるより表面積が狭く乾燥しにくい.
③まだ生態がよく判らない面もあり,万が一多様な環境を好む場合,
選択肢が広がり絶滅は免れる可能性が高い.
④コバエ(クロバネキノコバエ類)が発生しにくく,発生しても処理しやすい.
なお,以上の事は全て私見であり,実行して,死滅しても責任は負えません.
そこをご理解の上,参考程度に活用下さるようお願い申し上げます.
幼虫と成虫の好む環境が違うらしい事はすでに述べた.
飼育に関してもその様な環境を作って維持していけば,
飼育はそれほど難しくはないと思えるようになった.
一番手っ取り早いのは,クワガタ成虫やトカゲ類の飼育するセットで良いと思う.
上はトカゲ用.
しかし,前回その様なセットで全滅させた.
原因はマット全体が加湿してあるので餌がカビやすくなる.
そこで適度な湿潤状態で維持しようとする.
維持出来れば良いのだが,うまく行き始めると手を抜き初める.
成虫は乾燥しても元気なのでケージを外見で眺めて成虫が沢山元気でいる.
うまくいってると思いこんでしまう.
ある時中を覗くと,実は乾燥のため幼虫は全滅.
そうこうしているうちに成虫も産仔せずに死に絶え,終わり.
となる訳である.
頭胸部腹面.
頭部は,左右の複眼が触角で分離されて見えるため,
小さな眼に黒い毛があるように見える.
雄の腹端部腹面.
腹面の体色,気門も綺麗な薄緑である.
写真では判りにくいが,尾肢や脚の棘の先端が茶褐色に色づく.
尾肢の形状は太短く,先端も円く終わる.
本種の大きな特徴は体色が淡い緑色をしている事であろう.
ゴキブリ類の中ではあまり見かけない色である.
このサイズになると,これを見てゴキブリと判る人はマニアだけであろう.
黄白色のラインは頭頂をかすめ,
前胸背板と胸部の接合部よりわずかに外側を通り,
前翅の中脈にそって色づいている.
白い脂肪に緑の体液が重なり合って黄白色の色を出しているように見える.
成虫は乾燥した場所に出てくるため,
植物の葉上を生活の拠点にしているのではないだろうか.
死亡して間もない個体を観察すると,
体液が溜まった箇所が濃い緑になっているのが判る.
反面体液の抜けた箇所は無色透明に近くなっている.
このため,乾燥標本にすると色が抜けた,ぼけた色彩となってしまう.
本ブログを開始してから早いもので半年が経ちました.
第1回目に登場したグリーンバナナ Panchlora nivea (Linnaeus)
その時産まれた仔が現在成虫となり,出産真っ盛り.
1齢幼虫の体長約3㎜内外.
体色は薄茶色.
湿ったマットの中にもぐり生活をしている.
野外のジャングルで本種の幼虫採集する場合,
土壌や朽ち木内部を探さないと発見出来ないのではないだろうか.
この写真を撮影する際,蛍光灯を近づけると成虫が集まってきた.
時間は午後9:00過ぎ.
現地採集するなら灯火採集で成虫が捕れそうである.
グリーンバナナゴキブリPanchlora nivea (Linnaeus)
何年か前に簡単に飼育できるゴキブリと思いこみ,全滅に追いやってしまった本種.
今年に入りやっと2ペア確保し,その子達が交尾するまでになった.
よく雌が成虫になった頃雄がいなくなって滅んだと聞きます.
確かに雄の方が半月ほど早く成虫になり始めました.
上が雌,顔が人の顔のように見えませんか?
さていつ頃子供を産み始めるでしょうか.
初めまして。小松と申します。私の昆虫人生は蝶から始まり,外来甲虫類に進化し,ついにゴキブリに到達してしまいました.
ゴキブリ以外にも商売柄 吸血昆虫 貯穀害虫 多足類など,普通に生きていれば相手にしない生き物を愛するようになった私の仕事?のトピックスをご紹介しながら,皆様のゴキブリに対する見方を少しでも変えて貰えることを目的として公開していきたいと思います.
グリーンバナナローチ(Panchlora nivea)

体長♂15㎜内外♀20㎜内外.
黄緑をベースに前胸背側縁に白いラインが入る大変きれいなゴキブリである.
卵胎生で乾燥には弱く,良く飛翔するので飼育は難しいグループに入る。
死亡するとこの色は汚れた黄緑色となり、生存しているカラーを維持する事は難しい。