標本整理
たまっていた標本整理をした.
ゴキブリが8割以上.
中でもチャバネゴキブリ科が一番多い.
ついでワモンゴキブリ.
外国種は繁殖したら作ろうと思いつつ,
国内採集個体の標本作成に時間をとられ出来ない.
その他がクモ・ハエ・貯穀害虫など.
この辺も同定後の整理となる為,
特にハエ類は未同定が増えてたまっていく.
たまっていた標本整理をした.
ゴキブリが8割以上.
中でもチャバネゴキブリ科が一番多い.
ついでワモンゴキブリ.
外国種は繁殖したら作ろうと思いつつ,
国内採集個体の標本作成に時間をとられ出来ない.
その他がクモ・ハエ・貯穀害虫など.
この辺も同定後の整理となる為,
特にハエ類は未同定が増えてたまっていく.
この箱には,日本国内に産する多足類(特に大型種)を入れていたのであるが,
クモ類は大丈夫であったが,ヤスデ類がかなりやられた.
ヤスデ類は食害ではなく,腹部と台紙の隙間に入り込んで繭を作られ,
歩肢が繭で絡め取られてしまった.
ムカデもこの通り.
脚の間に白く見えるのは幼虫.
犯人は箱の各所に成虫の死骸が転がっており,
一目でタバコシバンムシと判断できたが,
子供の頃,標本を食べるのはいつもヒメマルカツオブシムシであったので,
シバンムシによる被害には少し驚いた.
長野と東京で地域差のようなものがあるのだろうか.

一応拡大して同定をした.
触角の形状が違うのでタバコシバンムシLasioderma serricorneと確定.
数ヶ月に1度,現場から同定依頼等で集まってきた,
珍しい害虫(この前はオオナガシバンムシを始めて同定した)の標本や,
ゴキブリの標本を箱に収めるのであるが,
ムカデの箱がとんでもないことになっていた.
写真中央にムカデが3体並んでいたのだが,真ん中が影も形もなくなっている.
左隣のオオムカデは小笠原で採集した20cm近くある個体だったのであるが・・.
残念である.
ドイツ箱は気密性に優れ,外から虫が侵入した経験が無かったので油断した.
おそらくドイツ箱に収納する前の,乾燥させている状態の時に,
虫が付いているのを気づかず収納したせいであろう.
アノールの乾燥標本も見事にやられた.
こうなれば骨格標本になるまで,食べてもらう事にする.
海外に生息する,不快生物.
私は全然不快ではないが,一般的に長くて細いものやクモ類は嫌われてしまう.
世の中にはこの様に巨大なヤスデが沢山いる.
日本でも八重山にはヤエヤママルヤスデという体長10㎝を越えるヤスデがいる.
普通に見るヤスデとは桁違いに大きいが,
森林の分解者として重要な役割を果たしていると考えられる.
中央左楕円形のものは,タマヤスデの一種で,噂によると,
映画「風の谷のナウシカ」で暴走していた「オウム」のモデルと言われている.
マダガスカルに生息していると言われ,
昨日マダガスカルの研究者に聞いたところ,
やはり沢山生息していたらしい.
まだ展翅(足)前の標本.
東南アジアの種である.
小型で綺麗な種や,大型で木の皮そっくりな色彩の物など,
さすが熱帯だけあって多種多様である.
ジャングルにこの様な種がいると思うと,
是非一度は自分の手で採集に行ってみたい.
これなど小型であるが,非常に美しい.
こちらは外国種が中心
大型の種が多いのでさっぱりとしている.
ブラベルス属,マダゴキ類等.
ゴキブリもキレイに展翅,展足すると,立派な標本となる.
蝶類や甲虫類の標本は沢山あると思うが,ゴキブリもまたレアで良いと思う.
飼育している目的の一つは標本作製にある.
各ステージの幼虫を記録し,同定の資料や,
各種研修に使用したりする.
国内種が入っている箱
あまり整理されていないが,
ワモン・ヤマト・ウルシ・ヤエヤママダラ・オガサワラ他が入っている.