ゴキブログ

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2014 .12.29

Drymaplaneta semivitatta

カテゴリー:Drymaplaneta semivitta,

Drymaplaneta semivitatta
卵鞘は,一見無性卵のように厚みがなく,凹みが普通に発生する.
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最初はダメ卵鞘だと思っていたが,どうやらこれが普通のようだ.
左は孵化した卵鞘.右はこれから.
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成虫は無翅で胸部側縁に淡黄色のラインが入り綺麗.
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一見,このEurycotis sp. 幼虫に似るが,成虫になれば当然異なる.
偏平でゴキブリらしい種.
さて,今年のブログ更新も今日が最後です.
来年は,も少しいろいろやりたいと思っています.
皆様,よい年をお迎え下さい.

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2014 .12.26

ハカラメのつぼみ

カテゴリー:植物,


Bryophyllum sp.
produced a bud.
たまには植物でも.
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小笠原父島にも自生している.
室内で育てていてもいっこうに蕾など付けなかった.
大きくなって面倒になったので外に出したらこの寒い中,蕾をつけていた.
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そろそろ咲きそうです.

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2014 .12.25

Histiostomatidae sp. の変態

カテゴリー:ダニ類,

Metamorphosis of the Histiostomatidae sp.
esacobossさんにHistiostomatidae spだと教えてもらったこのダニ.
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宿主が生きている時はこの形態で,体表に張り付いている.
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死ぬとこの形態となり,宿主を食い始める.
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最初は,別の種かと思っていた.
しかし,ダニを落とそうとしてゴキブリを水につけたら簡単に溺れた(案外このグループは水が苦手)ので,観察用に隔離し翌日この状態になっていた.
このダニのグループは,屋外性のゴキブリや,他の昆虫類に普通に寄生し,成虫にも付いているので,幼虫殺し専門ではないのだろうが,何れにせよ嫌な生態をしている.

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2014 .12.24

Gyna bisannulata ペア

カテゴリー:Gyna bisannulata,

Pr. of Gyna bisannulata
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大きい個体が雌.
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ケースシート上面.
本種はよく飛ぶ.
そのせいか,炭カルはすぐに落ち,このようになる.
紙を齧らないだけまし.
生息地でライトトラップをするとこんな感じで集まるのだろうか.
飼育に関しては,卵胎生なの卵鞘の孵化の気を使わない分楽.
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床換えすると,よく飛ぶ割にはマットにすぐ潜る.

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2014 .12.22

Deropeltis sp. の交尾

カテゴリー:Deropeltis spec,

Copulation of the Deropeltis sp.
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翅が退化するのは飛ぶ必要が無いからだろう.
では,この雄が飛べるかと言うと.
飛べない.
となると,同じ種でここまで形態を変える必要があるのだろうか.

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2014 .12.19

895日生きたワモンゴキブリ幼虫

カテゴリー:その他,

The Periplaneta americana larva live on the 895th
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最近,成長もせず,痩せた状態のままであった.
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亜終齢の雌幼虫.
外傷もない.
孵化してからほぼ毎日観察していたので,少し寂しい.
また,通常は300日以内で成虫になるが,その3倍幼虫でいるこの個体には,長寿ギネスの淡い期待をしていたが,通常の3倍も幼虫でいることは異常なことだったのだろう.

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2014 .12.18

Eurycotis decipiens

カテゴリー:Eurycotis decipiens,

Eurycotis decipiens.
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ゼブラローチ(ゼブラゴキブリ).
英名も” Zebra Roach ”
♀成虫は腹部が円筒のように厚みがあり,重そうである.
私が見た種に限れば,Eurycotis属は大型小型種ともこんな形態をしている.
年末は,少し時間が取れると思っていましたが,やはり忙しいですね.
急に寒くなり,大雪になっている所もあります.
温度管理に注意しましょう.

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2014 .12.17

10月9日のPseudophoraspis sp 続報

カテゴリー:Pseudophoraspis sp.,

The follow-up on October 9.Pseudophoraspis sp.
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生まれていました.
雌が1匹だけでしたが,復活しそうです.
強いですな.

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2014 .12.16

忍び寄るクマネズミ

カテゴリー:ネズミ,

The black rat which steals near.
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飼育棟外階段に再びクマネズミ参上.
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眼と眼が合った.
しかし,手の届かない所にいると分かっている個体は,様子を伺うだけで,立ち去ろうとはしない.
何が危険で,どこなら安全かよく分かって行動している.

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2014 .12.15

Archiblatta hoevenii F2の産卵

カテゴリー:Archiblatta hoevenii,

Ootheca of F3 of Archiblatta hoevenii.
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ついにArchiblatta hoevenii 累代飼育難関のF2が産卵を開始した.
ちょっと変な場所に産卵しているが,結構孵化する卵鞘は生まれた幼虫が餌に困らないように餌の側に産み落としたりする.
色,艶,張り申し分ない卵鞘である.
ついに,数年の時を経て,再チャレンジの時がきました.
これを乗り越えると,世界でも多くは達し得ない,ペットローチ化したArchiblatta hoeveniiが出来るかもしれない(少し大げさ?).

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2014 .12.12

ダニ処理

カテゴリー:ダニ類,

Extermination of the ticks by a physical method
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例の有害だか無害だか良く分からない,徘徊性のダニ.
現在,確認できている発生ケージはただ1つ.
不思議と自然消滅しているケージもあるが,原因不明.
駆除に当っては,基本床換えの際,虫体を適当に確保してからマットごと殲滅を計るのだが,このケージは幼虫が1mm程度でマットに潜っているのでそう簡単に出来ない.
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そこで,前から思っていた,息を吹きかけるとケーズ壁面を登ってくる反応を利用して,毎日,ガムテープを丸めた粘着棒で貼り付けて駆除できるか挑戦.
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乞うご期待.

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2014 .12.11

Eurycotis sp. Venezuela

カテゴリー:その他,

Eurycotis spec. Venezuela
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Eurycotis属の小型の種.
雌雄とも短翅で,この形態だけ見るとかわいい.
しかし,Eurycotis属全般(4種ほどしか見ていないが)に言えることだが,人を忌避せず,逃げようとする行動を取らないように思える.
また,小型でも例の消毒薬臭の液体を噴出する.
捕食者に対して,この液体は絶大な効力を持っているのかもしれない.
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そのため,床換えなどでシェルターを持ち上げると,どんどん登ってくる.
小さいので見逃していると,腕の裏側がもぞもぞするので気がつくほど.
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しかも丈夫.

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2014 .12.9

シナゴキブリ卵鞘が孵化しない

カテゴリー:Eupolyphaga sinensis,

The ootheca of Eupolyphaga sinensis does not hatch.
本種は,普通に管理していて,何も問題なく飼育できていたが,先日,幼虫がいなくなり,成虫も数匹の状態であることに気がついた.
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ペアは揃っており,条件はいつもと同じだが,卵鞘が孵化していない模様.
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集めた卵鞘から,20個ほど抽出し,割ってみたが1つも育っている卵は見つけることが出来なかった.
これはかなりやばいかも知れない.
現在無駄なあがきを,いろいろ考えて実施しているので,結果は後日報告する予定.
好きなゴキブリなんだが・・・.

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2014 .12.8

マダゴキ類の繁殖について

カテゴリー:マダガスカルゴキブリ,

About breeding of tribe Gromphadorhini.
日本で一般的に「マダガスカルゴキブリ」と言われるゴキブリは,マダガスカル島にのみ生息する族である.
現在,6属20種が確認されている.
一番新しい記載でHerrewegeさんが1973年.
それ以降,本族は新種が見つかっていない.
くまなく探せば結構新種が見つかる気がしてならない.
見つかれば,20種しかいないので,既知種かどうかの判断ぐらいはやり易そうに思う.
繁殖についてだが,新しく分譲してもらった直後は通常2ペアが関の山.
ゴキブリ飼育の通例から考えると,2ペアも入ればそう失敗する事無く繁殖できる.
しかし,マダゴキに限って言えば,少数からスタートして上手く繁殖できた記憶があまりない.
理由としては,ペアの相性が繁殖に影響するような気がしてならない.
その結果交尾が上手く行かず,無性卵鞘ばかりをポイポイ排出させるのではないだろうか.
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増えるようで増えないElliptorhina davidi
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初齢幼虫が少しはいるので,交尾は成立していると思うのだが.
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初齢幼虫の死骸もある.
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飼育法が悪いだけかもしれないが,他種はこの方法でバンバン増える.
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綺麗にして初齢幼虫が潜みやすい場所を作り,作り直した状態.

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2014 .12.5

Eublaberus sp. Pantanal のヤシガラ

カテゴリー:Eublaberus sp.,

Coconut husk mat of Eublaberus sp. Pantanal.
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ヤシガラを床材として使用している種は,マットが糞や,死骸で満たされない限りあまり交換しないのだが,本種を含めた一部の種は,ヤシガラがこのように粉状になり,いかにも朽ちた状態になる.
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ただ,床換えは虫体が大きいので,初齢幼虫も篩いで選分けられ楽である.
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終わり.
こうして見ると,床換えの時にしか姿を見ないゴキブリだとあらためて思う.

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2014 .12.4

クロゴキブリのホワイトアイ

カテゴリー:クロゴキブリ,

White-eyed Mutant in Periplaneta fuliginosa.
クロゴキブリのホワイトアイに関しては,ペストロジー学会紙に雄個体の報告をした.
それからしばらくして,共著者から今度は♀が捕獲されたと送られてきた.
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今回は生きている.
現在,産卵及び孵化中である.
おそらく,この雌の交尾相手は黒目と思われる.
従って,産まれるF1は全て黒目.
F2に白目の雌雄が出ると考えられる.
オオクワガタのWhite-eyeは人気がある.
クロゴキブリのWhite-eyeは?
欲しがるのは世界中見渡しても数人程度だろう.
まあ,それがゴキブリの魅力なのだが.

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2014 .12.3

Eucorydia sp.飼育

カテゴリー:Eucorydia tokaraensis,

Breeding of Eucorydia sp.
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幼虫.
まだ初めて半年弱だが,意外と上手くいっている.
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成虫.

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2014 .12.2

マルバネゴキブリの予備ケージ壊滅

カテゴリー:マルバネゴキブリ,

The breeding cage of the reserve of Hebardina yayeyamana changed into the destruction.
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予備があって良かったと思った瞬間.
中を見たら動く個体が見当たらない.
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よく探すと数個体発見できたので,小ケージに移設.
原因は不明.
マットが乾燥しすぎて卵鞘が孵化していないようにも見える.
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が,もう1つも同様な管理をしていて生きている.
生き残った個体は♀成虫1,幼虫4.
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未交尾の可能性も考え,雄を1入れ,復活を試みる.

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2014 .12.1

チャバネゴキブリ餌やり忘れてから20日後

カテゴリー:チャバネゴキブリ,

It is forgotten for 20 days to put food into German cockroach
飼育ケースの掃除をするのはいいのだが,たまに餌を入れ忘れることがある.
このチャバネのコロニーも,約20日間入れ忘れに気が付かず,今日気かついた.
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餌を入れたら群がる群がる.
あと,20日忘れたらまた大変な状態になっていただろう.

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