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2012年08月31日

チャバネゴキブリ採集


Capture of a German cockroach.

生かしたままゴキブリを採集するには,ビンを使うのが虫体にとっては好ましいのだが,設置回収が大変だったり,一度に何箇所も集める時は,現場から回収してきたローチトラップから採集することも出来る.

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1ヵ月設置したトラップでも,結構な確立で雌成虫や大型の幼虫は生きている.

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それをピンセットで静かに剥がしていく.

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ふ節や脚が取れても,脱皮で再生するし,成虫なら卵を産むだけなので,動ける状態なら問題ない.

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それを,系統ずつプリンカップに入れて繁殖させる.
簡単な実験であれば2,3ヶ月で使用可能になる.

2012年08月30日

サカサクラゲ

Upside-down jellyfish

学名 Cassiopea ornata.おしゃれな学名が付いている.
サイトによっては,sp.扱いしている所もあるようです.

害虫とは関係ないが,たまには良いかと.

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最近あちらこちらで販売されているようで,私の所でも入手してしまいました.
体内に褐虫藻を共生させていて,光合成でも栄養を作れるらしい.

クラゲといえば,悪名高いエチゼンクラゲ,ハブくらげ.
嫌われる種もいれば好かれる種もいる.

好かれる種は綺麗だったり可愛いかったり.
あと逃げ出さないというのも条件かもしれない.

ゴキブリも綺麗な種はいるが,逃げたら大騒ぎになる事間違いなし.
やはり飼育人口は増えることないでしょうね.

2012年08月29日

オガサワラゴキブリの脱皮穴


Room opened for the ecdysis of Pycnoscelus surinamensis.

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乾燥した床材で飼育していると,観察されないが,湿った状態だとこのような脱皮用の穴を開け,その中で脱皮を行なう.

野外ではたまに見かけるが,飼育していると,乾燥してしまい,あまり見る事はない.
なくても問題なく成長しているので,生存の上では必須ではないのだろう.

今日は一日ニホンザルを追っかけていました.
野生のサルは,飼育しているサルとは違い生き生きとしたとんでもない奴らでした.


2012年08月28日

鼻の虫


The insect which came out when blowing the nose.

汚い話で恐縮ですが.


外出から帰社後,鼻をかんだ際,ティッシュをたまたま見たら,何か存在してはいけないと訴える黒い小さな異物が目に入った.

そのティッシュの写真はさすがにNGとして.

正体は.

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アザミウマの一種であった.
腹節末端が管状である事から,クダアザミウマ亜目の一種のようだ.
まだ生きて動いていた.

外出中に吸い込んだのだろう.

本種は植物に寄生するため野外には普通に生息している.
しかし,体長は1~2mm前後の種が多く,存在に気がつく人は少ないと思う.

飛んでいたのが1匹だけという事はないと思うので,口から入ったものはすでに胃袋に到達しているのかもしれない.

2012年08月27日

ゴキブリポストカード


The postcard of a cockroach.

昨日,久しぶりに池袋のジュンク堂書店で物色していたら,面白い物を発見.

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こちら.
こんな物,誰が作るのかと思ったら,伊丹昆虫館でした.
さすがゴキブリ展を毎年やっているだけあり,面白い物を企画しますね.
ネットで調べると,2009年あたりから販売していたようで,結構ヒットします.
1枚126円【税込み】.


オリジナルでは面白くないので1種増やしておきました.
すぐ分かりますよね.

2012年08月24日

ゴキブリの齧り跡 オガサワラゴキブリ編

The hole which the cockroach gnawed and was made. Volume on Pycnoscelus surinamensis


大型のPeriplaneta属や,他の大型種の齧る力は

以前ご紹介した.

今回は,もっと小型のオガサワラゴキブリで発生した.
しかも,紙(繊維)類ではなく,さらに硬いプラスチックを食い破られた.

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見事な大穴.

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大穴拡大.
高さ7mm,幅4.5mm.

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小穴拡大.
直径1mm.

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逃げた個体はこのように捕獲されたが,今後の管理方法を再検討しなければいけない様だ.

2012年08月23日

ゴキブリの厚み


Thickness of a cockroach.


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昨日のマルゴキブリの薄さ比較で.

一般的に,ゴキブリの特徴として,扁平であるが故,狭い場所に潜り込むことが出来,その結果,潜り込んだ物の移動に伴ないアチラ此方へと運ばれて分布を広げる.

マルゴキに比べると随分厚みがある.
ただし,マルゴキは雄,この写真は雌の産卵中なので,一概に比べられないが,雄とてマルゴキほど薄くはない.

2012年08月22日

マルゴキブリ床換え


Cleaning of the breeding case of a Trichoblatta nigra

約10ヶ月ぶりの床換え.

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前.

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汚れている様に見えませんが,シェルターをどけるとこの通り.
本種は,脱皮殻を食べないらしく,また,厚みもあるようで分解されずに艶々と残っている.

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死骸からは黄色いカビが生え,おかしな状態になっている.

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シェルター内は大小さまざまな大きさの幼虫が詰まっている.
目だって見えるのは,メス.

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こちら雄.

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横から見ると薄っぺらいですね.

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完成.
あまり変わったようには見えない?

2012年08月21日

カビ卵鞘からの孵化


Two cockroaches which hatched from ootheca invaded by mold.

単為発生も,代を重ねるごとにひどい卵鞘が出てくる.

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この2匹のワモンゴキブリ初齢幼虫.

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この状態の中から孵化してきた.

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よくこの中で成長できたと思う.
大した生命力である.

2012年08月20日

タバコシバンムシ発生


Cigarette beetle occurred.

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事務所内に設置した捕虫機.

ふと見ると沢山付いている.

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コバエ系だと嫌だが,どうやらタバコシバンムシのようだ.

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一応,顕鏡して確認.
間違いなくタバコシバンムシ.

さて後はホスト探しだ.
可能性は殺鼠剤.
商売柄こういったサンプルやら使いかけやらは沢山ある.
ネズミの固型飼料あたりが怪しいが,どれも異常なし.

では最近頂いた荷物の中で・・・.
で,これが犯人でした.

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やはり殺鼠剤でした.

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中はこんな状態.
物は冷凍殺虫して保管.

後は室内に散った成虫を駆除するだけ.
何とか,ほかに入りこまずにいて欲しいが,気がつくのは来年あたりだろう.

2012年08月17日

肩のりクマネズミ その後


The situation of the after that of a shoulder riding roof rat.


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生後間もない時期に,事故で後脚の片方を失った仔です.
今日で生後400日齢.


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人の存在を気にしない「慣れた」個体です.
しかし,以前,別の部屋で写真を撮ろうとして,移動させた際,急に駆け出して取り押さえたら思いっきり噛まれ大流血.

やはり,クマネズミは,慣れた環境で自由に振舞うのであって,初めて入る空間には相当神経質になるようです.

この性格もあり,トラップには捕まらない困った動物になっている訳です.

2012年08月16日

オガサワラゴキブリ受精嚢


The spermatheca of a Pycnoscelus surinamensis.


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オガサワラゴキブリの受精嚢.

腹端を切開すると出てくる.
この中に精子が蓄えられている.

2012年08月15日

コワモンゴキブリの齧る能力


Capability which Periplaneta australasiae gnaws

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大型のGlass climbing 可能な種は,炭カルが落ちて放置しておくとこうなる.

成虫も余裕で通過できる大穴.
面白い事に,これに気がつき蓋を取ろうとしたら,紙の上にいた成虫数匹は,逃げ迷うことなくこの穴から,ケージ内に戻っていった.
逃走経路を記憶していたかのようなスムーズさだった.

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裏から見ると,他にも数箇所齧って小さな穴(赤→)が空いていた.
大穴だけであれば,切り詰めて小プラケに使いまわすのだが,微妙な穴あき具合だ.

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拡大.
繊維の切断面は,切れの悪いニッパーのような物で切ったように見える.
ゴキブリの顎を見ると,なんとなく納得する.

この動物の齧り後だが,犯人が分かっていれば何とでもいえるが,犯人探しの仕事は,白い頭がさらに白くなるような辛さがある.

2012年08月14日


The finger of a roof rat.


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群れからはじかれた個体  かな?

普通はシェルター内に雌雄仲良く重なっているが,たまに1匹金網にぶら下がる様に張り付いている.

そのときの前足手の甲.
金網越しに握手すると,嫌がってか逃げていく.
当り前か・・・.

2012年08月13日

Deropeltis paulinoi


Deropeltis paulinoi

Deropeltis属の中で最もポピュラーな種であったが,なかなかまともな個体が入手できず.
私の中では,輸送に耐えられない虚弱体質種となっていた.
が,どうもそれらの個体はクラッシュした群れだったようで,この個体たちは丈夫であった.

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そんなわけで,問題なく殖えてきた.

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♂成虫.

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♀成虫.

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1齢幼虫.
このグループの形態は結構好きです.

2012年08月10日

クロポチャ


Drowned Periplaneta fuliginosa.

ここの所毎朝クロゴキ成虫の死骸を見かける.

大概は♂のように見える.
雌は潰されている場合ではないのだろう.
せっせと卵を生産しているところだと推測される.

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実験棟階段の水ジョウロ内にクロゴキ発見.
ここは昨年アオダイショウが登ってきた階段.
ヘビが入るぐらいだからゴキブリなどは普通に入ってくる.

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雄のようだ.

この内壁ではさすがに登れないようだ.
水でも飲みに入って出れなくなったのだろう.
例のガラス製のゴキブリ捕り器の原理だ.

そうはいっても,目があってしまった以上放置も出来ず,水ごと外に開放してあげた.
でもそう先は長くはないような気がする.

2012年08月09日

ミルワーム


MEAL WORM

甲虫目ゴミムシダマシ科
チャイロコメノゴミムシダマシ

Tenebrio molitor という学名で,ヨーロッパ原産のようですね.

一昨日の放置可能昆虫で思い出しました.

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本種はかなりいい線いってると思います.
うちで大量放置飼育している昆虫で,最も古いのはもちろんこのミルワーム.
ミールワームが正しそうですが,日本では「ミル」が一般的のようです.

チャイロコメノゴミムシダマシの幼虫.

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こいつは,フスマさえ入れておけば,後は何もしなくても生きています.
フスマがなくなっても,共食いしながら餌が来るのをじっと待っています.

いろいろと害虫を飼育しましたが,こいつが№1です.

2012年08月08日

トビイロゴキブリ感染実験結果


Infection experiment of the virus for Periplaneta brunnea.

1ヶ月ほど前に,淘汰予定ケースの中に,別系統の変死による全滅した死骸を投入し様子を見た.

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結果はこちら.
1匹もおかしな個体がいない.

健全な個体には症状は出ないのか?
もっと時間がかかるのか.
というわけで,この実験は終わり.

大量飼育する昆虫ではコオロギもこのような大量死があるらしい.
殖え始めたら適度な飼育密度を維持すような注意が必要ではないでしょうか.

2012年08月07日

ホラアナゴキブリ床換え 3


Breeding cage cleaning of the Nocticola uenoi uenoi.№3.

前回の床換えが2011年2月.

少し放置しすぎたようで,1月前は無数にいたのに,今日は・・・.
少ない.

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探さないと見つからない.

急遽,全交換する.

よく見ると,マット内に放飼したトビムシが極端に少なくなっている.

トビムシも生きられない環境なのか.

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また,ケース端には無機物結晶のような黄色い物質が目立つ.


原因は分からないが.
これから約1ヶ月ほどかけ,旧ケージから新ケージへ.

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今日は10匹見つけ移動した.
後何匹見つけられるか.
何個卵鞘孵化するか.
小さい種はちょっとした環境の変化にもダメージを受けやすいので油断してはダメですね.

2012年08月06日

ゼブラゴキブリ産卵


Laying eggs of the Eurycotis decipiens.

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前回の交尾していた雌とは違うと思いますが.結果としてこうなります.


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関係ないが,たまたま脱皮中の中齢幼虫.

2012年08月03日

硫黄島 8月の生物


The living thing of Iwo-To.August, 2010.

8月は非常に日差しが強く,立っているだけで汗がふき出す.
そのせいか分からないが,生き物の写真はあまり無かった.

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夕方.
路上を徘徊するドブネズミ.

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浮石をひっくり返すと,必ず出てくるオガサワラゴキブリの幼虫.
赤い個体と黒い個体の2色がある.
理由は今のところ不明.

2012年08月02日

Polyphaga aegypticaの好む産卵場所


The spawning ground which Polyphaga aegyptica likes


別名砂漠ゴキブリ.
乾燥したマットでも卵鞘は孵化するし,幼虫も特に水場に群れる事無くマット内を徘徊している.

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しかし,産卵場所としては必ず乾燥した場所を選ぶわけではなく,このように湿った場所も好むようだ.

2012年08月01日

ヨロイモグラゴキブリ床換えと繁殖

Breeding case cleaning and Macropanesthia rhinoceros reproduction.


早いものでもう8月.
この暑さももうあまり続きませんね.
今朝,今年初めてのクロゴキ路上死骸を見ました.
写真撮ろうと思いましたが,人がいてやめてしまいました.
まだ羞恥心があるなんて,修行が足りないですね.
これから多く見かけるシーズンです.
次回は・・・.

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さて,約1年ぶりの床換え.

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マットが黒くなっている.
見るからに不味そうな雰囲気だ.

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新しいマット.
基本的には安いクワカブマット数種混合.

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並べるとこんな感じ.
右が当然新しい方.

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全部掘り出すと今年の幼虫は3匹しかいない.
もしかしたら,マットがひどすぎいくつか死んだかもしれない.
それでもこれだけいれば,減る事はあまり考えなくても良さそうだ.

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完了.
手がかからないが,放置傾向にあるので,気がつくと全滅なんて事もありそうだ.
楽というのも善し悪しだ.

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