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2010年08月31日

モモタマナとクロゴキ

剪定済みのモモタマナ.

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床に置いて目を放した隙にクロゴキが水を飲みに出てきたようだ.

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この写真どこかで見たと思ったら,ポプラ社から出ている,海野和男/写真の「ゴキブリ」の表紙の写真に良く似ている.

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クロゴキと言えど背景は自然が似合う.

2010年08月30日

オオメコバネジョウカイ ?

夏に実家に帰った際,山で捕まえた謎の虫がやっとわかった?

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キベリコバネジョウカイ
ニセキベリコバネジョウカイ
クロズコバネジョウカイ
と接戦の末本種となった.

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決め手は大きな複眼.

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それと黒色の前胸背.

間違っていたら教えてください.

2010年08月27日

ヒメチャバネゴキブリ 飼育

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モリチャバネゴキブリと同様のセット.

乾燥にも比較的強く,モリチャバネより容易.

2010年08月26日

Gromphadorhina oblongonota 脱皮

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前胸背中央より割れ始める.
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前・中・後胸が出てくるまでは意外と早い.

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もう一息.

しかし,この後全体が抜けるまで時間がかかる.

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脱皮が始まって約30分後.


脱皮直後は真っ白だが何箇所か黒い箇所がある.

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まずは良くご存知の複眼.

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本種は他にも脛節の棘と爪.

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そして,たぶん転節.

ちなみにこの個体は♀.

2010年08月25日

カンザイシロアリ

今年に入り採集したカンザイシロアリ.

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コロニーは特別大きく無いはずだが,羽アリが出ていた.

餌はセントリコンシステムのデバイス.
これをホチキスで丸く組んで入れてある.
被害材からコロニーを割り出し,デバイスの周りに撒いておいたら上手く食い入ってくれた.

普通,イエシロアリ・ヤマトシロアリも春から初夏にかけて羽アリを飛ばすが,
カンザイシロアリは気候がよければ一年を通して発生するといわれる.


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カンザイシロアリの羽アリは頭部も含め体色が茶褐色で,羽が濃褐色なのが特徴.
カンザイとは言え,水は必要なようで,定期的に切り吹いてやると調子良さそうである.

2010年08月24日

イエシロアリ 対 ブラーミニメクラヘビ

昨年の6月に採集したペアがコロニーを大きくしていた.

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こんなになっているとは,全く気が付かなかった.

なぜ気が付いたかと言うと,メクラヘビがヤマトシロアリタッパー内を食い尽くしたので,たぶんそれほど殖えていないであろう,このタッパーにメクラヘビを投入した.
その直後に気が付いた.

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こんなに綺麗に観察できる状態であれば,投入しなかったのに・・.
はたして,メクラヘビの食欲と,イエシロアリの繁殖とどちらが勝るか?

たぶん,食欲だと思うが・・.

2010年08月23日

標本を食った犯人

標本はケースに入れたが,何を食われるか分からないので,トラップを被害のあった現場を中心に20個ほど設置した.

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被害箇所近辺 1.

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被害箇所近辺 2.

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数日後,「被害箇所近辺 1.」でクロゴキブリ♂成虫捕獲.
こいつが犯人だろうか?

少し離れたトラップには卵鞘のみが産み落とされていた.

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どうやって産んだのか?
まだ♀成虫がいる事だけはハッキリしている.

他にも,離れた場所で幼虫が捕まった.
結構いるのだろう.

2010年08月20日

サツマゴキブリ飼育

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本種も飼育は比較的容易である.
野外での生息環境は水分の多い環境が多いようだが,私の個体群は,写真のようなマット無しで飼育が可能である.
特別なシェルターとして,木の皮を2枚ほど入れている.
餌は固型飼料のみ.

2010年08月19日

ワモンゴキブリ飼育


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ワモンゴキブリなどの国産Periplaneta属は飼育が簡単である.
少数の採集個体から飼育を始めると,初めはゆっくり,F1が卵を産み始めると爆発的に増える.
そうすると餌と水の消費が増え,手間がかかりだす.
冬の温度管理だけ気をつければ飼育できる.

2010年08月18日

最後の卵鞘 孵化

Archiblatta hoevenii F1が最後に産んだ卵鞘が孵化した.

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今度は16匹とW卵鞘とほぼ同数の孵化数であった.

2010年08月17日

ゴキブリの害

机の上には色んな物が並んでいる.

継続中の仕事の材料や同定前の検体など.

あるとき,標本に丸く奇妙な穴が開いていた.

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誰かのいたずらかと思ったが,こんな手の込んだ事は出来ない.

もしや,クロゴキかと考えていたら,今度はゴキブリがやられた.

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見事に同じ手口である.
おそらくクロゴキ.
ゴキブリを駆除するか,標本を放置しないようにするか.
とりあえず後者で対応する事にした.
それにしても,悔しい.

2010年08月16日

カシノシマメイガ発生源

以前,飼育室内に発生しているとお知らせしたが,ついに発生源を発見.

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こちら.
Blaptica dubia のケージを開けると2匹飛び出した.

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いつの間に侵入したのか不明であるが,ゴキブリの飼育マット内に発生するのは,本種とガイマイゴミムシダマシぐらいであろう.
あの適度な湿度が良いのであろうか.

2010年08月13日

アゲハモドキ

Epicopeia hainesii.

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仕事で多摩動物公園に行ってきた.
園内のアジサイの葉の上に止まっていた.

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実は,今まで一度も実物を見たことが無く,こんなに小さいとは思っても見なかった.
綺麗な昆虫である.

ここは昆虫が好きな人であれば,一度は行った事があると思う.
園内には,ゴキブリが常設展示されており,展示の仕方は勉強になる.
他にもハキリアリやグローワームといったホタルのように光るハエの幼虫などを見ることが出来る.
グローワームは現在繁殖が軌道に乗り,以前にもまして多数の幼虫(光)を見ることが出来るようになったとの事.
是非一度いかれてはどうだろう.

2010年08月12日

かぼちゃの嗜好性

ゴキブリの実験材料に「かぼちゃ」をもらった.

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余ったので,大型種のケージに入れて見た.

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Archimandrita tesselata.

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よく食べてくれる.
数時間後見ると,潜って食べている.
野外でも様々な果実を食べているのであろう.
大型種なだけにかぼちゃが良く似合う.

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Blaberus giganteus .

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Aeluropoda insignis.

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Princisia vanwerebecki.

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Gromphadorhina oblongonota.

どの種も,皮まで残さず無くなっていた.
家庭から出る生ゴミも少量であれば処理してくれそうだ.

ただし,一つ気になった事は,種によって糞が黄色くなり,人の糞の様相を呈することが分かった.

2010年08月11日

殺戮ダニからの生き残りたち 最終章

脱皮したようである.

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顔面のおびただしいダニは消えうせている.
しかし,数匹残っているのでピンセットで排除した.

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脱皮殻には移動しそこねたか,まだ張り付いているダニもいる.
脱皮殻内を見ると,死骸を食べるタイプのダニがうごめいている.
全部廃棄.

この個体が無事産仔すれば復活する事になる.

2010年08月10日

Archiblatta hoevenii F2 孵化

4個目の卵鞘が孵化した.

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相変わらず大きい幼虫である.
そして,一目でArchiblatta hoevenii の幼虫だと分かる.

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よく考えると,1齢幼虫と成虫で形態的変化が少ないのは,知る中では本種ぐらいではないだろうか?

いいゴキブリだ.
W個体の卵鞘より孵化率が悪い.
孵化数もWの時は16頭とか出たが,この卵鞘も11頭であった.

2010年08月09日

タイ産マルゴキブリ 産仔

一時フワッと増えたが,上手く成長せず,殆んど死に絶え,そろそろケージを片付けようと思っていた.

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カビの生えた成虫の死骸.
記録を見ると,前回の大掛かりな世話は昨年の12月末となっている.

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しかし,奇跡の復活をしていた.
最後の1♀が産んでくれただけだが.


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石垣のマルゴキブリが少しずつではあるが,増えているので放置してあったのだが.
少しやる気が出てきた.

それにしてもこの種は何食っているのか,どういった環境が好むのか全く分からない.

2010年08月06日

Lucihormetica verrucosa飼育

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昨日のアイスポットとなんら変わりない.
この属は,果たしてこんなにマットが必要か.
ヨロイモグラもマット無しで繁殖させている人もいる.
もう少し,簡単に出来ると楽なのだが.

2010年08月05日

Lucihormetica subcinta 飼育

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オオゴキブリやクチキゴキブリと同様.
少し違うのは,固型飼料を良く食べ,ニンジンなども食べる.

数年前,始めたときは全然上手く行かなかったが,この個体群はガンガン増える.

2010年08月04日

オガサワラゴキブリ飼育


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右が水,左は固型飼料.
たまにおやつでニンジン.
マットは朽木や腐葉土,ヤシガラ適当ミックス.
最初は湿っているが,そのうち乾燥してくるがそのまま.
個体数が少ない場合は加湿したほうが安定するが,増えたら乾燥のままでどんどん増えている.
本種もケースを登るので,炭カルは必須.

2010年08月03日

ワモンゴキブリ 産卵いろいろ

産卵の仕方にも個性がある.

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普通は,このように周りの素材を唾液と混ぜてカムフラージュを行なう.

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が,毎回容器内に固定もせずに転がし産みする個体もある.

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もっと激しいのは,卵鞘無し.
しかし,これは未交尾雌なので致し方ない.

2010年08月02日

殺戮ダニからの生き残りたち

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発見当初,2,3齢だった個体は,脱皮でもしたのか一回り大きくなり,ダニも殆んど付着していない.

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こちらの成熟幼虫も,顔面や口器周りはなくなっている.
上手く脱皮のタイミングで見つけられると,殻を撤去しダニの駆除も進むのだが.


ちなみに,今回利用したダニ.
結構役立ちそうで,数週間前にマダラゴキブリケージに発生していた,ゴキブリに徘徊的に付着している0.5mmほどダニ(マダゴキに寄生している物とは全然小さい)も,気になったので,このハンターダニを入れたところ,いなくなっているようだ.

使い方によっては生物農薬的に使えそうな気がしてきた.

そのほか,ガイマイゴミムシダマシの幼虫が良いと教えていただき,早速投入しようとしたら全滅していて使えませんでした.

害虫の累代はゴキブリより難しい.

今回,この件で様々な方法を皆様に教えていただきました.
次の機会(2度と起きては困るが)に試したいと思います.
有難うございました.

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